
いびき=ただの音じゃない?睡眠時無呼吸のサインと対策
こんにちは。Calmoon睡眠ラボです。睡眠と休息を科学的に探究する私たちが、今回は「いびき」について深掘りしていきます。ただの音だと思っていたいびきが、実は重要な健康のサインかもしれません。

友人の一言で気づいた自分のいびき
数年前、友人との旅行中に「すごいいびきだったよ」と指摘されたときは、正直驚きました。自分では全く気づいていなかったからです。それまでいびきは「疲れているときに出る音」くらいにしか思っていませんでした。
でも、調べてみると、いびきは睡眠時無呼吸症候群という病気のサインである可能性があると知り、さらに驚きました。ただの音ではなかったんですね。
いびきはなぜ起こるのか
いびきは、睡眠中に気道が狭くなることで発生します。空気が狭い気道を通るときに、周囲の組織が振動して音が出るんです。
気道が狭くなる原因はいくつかあります。仰向けで寝ることで舌が喉の奥に落ち込んだり、肥満によって気道周辺に脂肪がついたり、加齢によって筋肉が緩んだり。お酒を飲んだ後にいびきがひどくなるのは、アルコールが筋肉を緩めるためです。
私の場合、体重が増えた時期と重なっていたので、それも原因の一つだったのかもしれません。
睡眠時無呼吸症候群とは何か
睡眠時無呼吸症候群(Obstructive Sleep Apnea、OSA)は、睡眠中に呼吸が一時的に止まってしまう状態です。いびきと一緒に起こることが多く、気道が完全に塞がってしまうことで呼吸が停止します。
怖いのは、本人は呼吸が止まっていることに気づかないことです。ただ、日中の強い眠気や集中力の低下、朝起きたときの頭痛などの症状として現れます。私も以前、日中にどうしても眠くて仕事に集中できない時期があったのですが、もしかしたらそれも関係していたのかもしれません。
さらに研究では、睡眠時無呼吸症候群を放置すると、高血圧や心臓病、脳卒中のリスクが高まることが示されています。たかがいびき、されどいびきなんです。
STOP-Bang質問票で自己チェック
いびきや睡眠時無呼吸症候群のリスクを簡単にチェックできる方法があります。それがSTOP-Bang質問票です。
以下の項目に当てはまるかチェックしてみてください。
- Snoring: 大きないびきをかく
- Tired: 日中よく眠い
- Observed: 呼吸が止まっているのを見られたことがある
- Pressure: 高血圧がある
- BMI: BMIが35以上
- Age: 50歳以上
- Neck: 首回りが太い(男性43cm以上、女性41cm以上)
- Gender: 男性
3つ以上当てはまる場合は、睡眠時無呼吸症候群のリスクが高い可能性があります。私も試してみたところ、いくつか当てはまる項目があり、真剣に対策を考えるきっかけになりました。
今日から始められる対策
いびきや睡眠時無呼吸症候群の改善には、生活習慣の見直しが効果的です。
横向きで寝る: 仰向けだと舌が落ち込みやすいので、横向きで寝ることで気道を確保しやすくなります。私は抱き枕を使って横向き姿勢をキープしています。
体重管理: 肥満は気道を狭くする大きな要因です。適度な運動と食事管理で体重をコントロールすることが大切です。
アルコールを控える: 特に寝る前のお酒は、筋肉を緩めていびきを悪化させます。私も寝る3時間前以降はお酒を飲まないようにしています。
禁煙: タバコは気道の炎症を引き起こし、いびきの原因になります。
専門家に相談するタイミング
生活習慣を改善してもいびきが治らない、日中の眠気が強い、家族から呼吸が止まっていると指摘された、という場合は、睡眠外来を受診することをお勧めします。
最近では自宅でできる簡易検査もあり、病院に泊まらなくても診断できることが増えています。早期発見・早期治療が、将来の健康を守ることにつながります。
参考文献
- Obstructive Sleep Apnea: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31791057/
- STOP-Bang Questionnaire: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26378880/
- STOP questionnaire: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18431116/
※この記事は医療アドバイスを代替するものではありません。健康に関する悩みは専門家に相談してください。
📊 NotebookLM スライド
















